深山より箸置き《やきイロ》シリーズが新登場
新商品情報 VOL.20

展覧会情報やインタビューなど、工芸に関するさまざま情報を発信しています。
京都府
2025.3.22 – 7.27
ZENBI-鍵善良房-KAGIZEN ART MUSEUM
東京都
2025.3.26 – 3.31
日本橋三越本店
東京都
2025.3.29 – 4.3
寺田美術
2025.3.30 – 6.1
日本民藝館
福井県の越前漆器メーカー、漆琳堂と、ファッションの領域でテクノロジーを活用した研究開発を行なっているZOZO NEXTが、伝統工芸と先端技術を組み合わせた新しい漆技術に関する共同研究の開始を発表した。
1793年の創業以来、日々の暮らしの道具として越前漆器を作り続けてきた漆琳堂。歴史ある技術を継承しながら、ライフスタイルの変化に合った製品開発にも積極的に取り組んでおり、近年では食洗機対応の「越前硬漆」を福井県・福井大学と開発。現代の生活でも使われるよう、漆技術の機能的な進化を模索し続けている。ZOZO NEXTは、伝統工芸と先端素材およびインタラクション技術を組み合わせた機能性と美しさを両立する新たなテキスタイル開発に関する共同研究や、ウェブメディア「Fashion Tech News」の「Artisan」で工芸の魅力や価値を伝えるコンテンツを発信するなど、日本の工芸に関するさまざまなプロジェクトに取り組んでいる。
今回の共同研究では、漆の美しさを追究しながら科学的手法を取り入れて漆器を開発する漆琳堂の技法と、ZOZO NEXTの先端材料や先端技術に関する知見を融合させた、機能性や意匠性に優れた新しい漆技術の開発を目指している。将来的には、漆器やファッションアイテムをはじめとする多種多様な分野での製品への応用も考えられ、伝統工芸の枠を超えて漆の文化を現代から未来へとつなぐ研究が期待される。
◾️関連情報
株式会社漆琳堂
https://shitsurindo.com/
株式会社ZOZO NEXT
https://zozonext.com/