日本を起点に世界で活動する総合金融グループ、株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ（以下、MUFG）が、日本の伝統的な工芸の文化や技術の継承に寄り添い、そこから変化の時代に必要なイノベーションを学ぶことを目的に、「MUFG工芸プロジェクト」を開始する。MUFGは社会貢献活動として「文化の保全と伝承」に積極的に取り組んでおり、日本のものづくりの原点であり、持続可能な未来に向けたヒントも詰まった工芸の継承と発展を支援することで、日本が育んできた豊かな文化を未来の世代や社会に受け継いでいきたいと考えている。本プロジェクトでは「伝統と革新」をテーマに掲げ、工芸の担い手が伝統を守りながら革新・挑戦するための機会や、担い手と使い手の出会いの場の創出をサポートしていく。

プロジェクトの総合監修には、東京藝術大学名誉教授の秋元雄史氏が就任。本年度は2023年8月より三菱UFJ銀行本店を皮切りに全国のMUFG関連施設で工芸品の企画展を巡回展示し、今秋開催の『GO FOR KOGEI』『Art Collaboration Kyoto』『KOGEI Art Fair Kanazawa 2023』の3つの工芸・アートイベントへの協賛・支援を行なう。工芸文化の保護や育成に関わるさまざまな団体との連携・協働も計画されている。今後の活動については、MUFG工芸プロジェクトホームページおよびSNSにて順次発表される予定だ。日本のものづくりの継承と発展を支える、大きな動きに注目したい。

◾️関連情報
「MUFG工芸プロジェクト」ウェブサイト：
https://www.mufg.jp/csr/social/contribution/priorityareas/preservation_and_succession_of_cultures/culture/index.html