深山より箸置き《やきイロ》シリーズが新登場
新商品情報 VOL.20

展覧会情報やインタビューなど、工芸に関するさまざま情報を発信しています。
京都府
2025.3.22 – 7.27
ZENBI-鍵善良房-KAGIZEN ART MUSEUM
東京都
2025.3.26 – 3.31
日本橋三越本店
東京都
2025.3.29 – 4.3
寺田美術
2025.3.30 – 6.1
日本民藝館
INSIGHT
VOL.1-37 更新
工芸トピックス VOL.36
卓越した技術と繊細で鮮やかな絵付けから、日本最高峰の磁器とも称される「鍋島焼(なべしまやき)」。今年で誕生350周年の節目を迎え、さまざまな取り組みが計画されている。鍋島焼は、江戸時代に佐賀藩が、将軍家や大名家への献上・贈答品を作るために全国から選りすぐりの陶工を31名集め、藩直営の「鍋島藩窯」を大川内山に築窯したことから始まった。廃藩置県により鍋島藩窯が廃窯となった後に民窯として再興し、現在も大...
工芸トピックス VOL.35
株式会社JTBは、東京都及び公益財団法人 東京都中小企業振興公社の委託を受け、東京の伝統工芸体験予約サイトをJTB LAPITAのサイト内に開設、運営している。近年の、物品の購入や所有よりも、体験やサービスにお金を使う観光客の消費行動や需要にも応えるもので、サイトは日本語と英語のバイリンガル対応。訪日外国人も利用しやすい仕様となっている。予約サイトでは、東京及び東京近郊で日本の伝統工芸を体験できる...
工芸トピックス VOL.34
シチズン時計株式会社が、日本の伝統工芸を次世代へとつなぐ若手工芸作家を支援する「Z世代 KOGEI ARTIST 応援プロジェクト」を本年より開始する。プロジェクトは伝統工芸の担い手である若手作家を支援し、より新しい表現や作品の生まれる環境を整えることが目的で、特別サポーターとして伝統工芸×ファッションブランド「HIRUME」総合プロデューサーの生駒芳子を迎えている。第1回目となる今回は、染色家の...
工芸トピックス VOL.33
2024年に発生した能登半島地震と奥能登豪雨により甚大な被害を受けた能登半島。経済的な損失も大きく、能登地域以外に金沢以南でも、飲食、観光、伝統的工芸品など県産品の製造・販売を行なう事業者の売り上げが大幅に減少した。石川県では、ロゴマークを活用した応援消費喚起キャンペーン「能登のために、石川のために 応援消費おねがいプロジェクト」を実施し、県外・国外から来訪者を呼び込み、直接またはオンラインでの復...
工芸トピックス VOL.32
公益財団法人日本文化藝術財団が、ガラス工芸作家の佐藤静恵(石川県金沢市)と雅楽演奏団体Naoyuki MANABE GAGAKU Ensemble(東京都中野区)を、第 16 回「創造する伝統賞」の受賞者として決定した。授賞式は2025年2月13日(木)に東京の明治記念館にて開催予定で、受賞者にはそれぞれ賞金100万円が贈呈される。「創造する伝統賞」は日本の伝統文化や現代芸術の分野において著しい貢...
工芸トピックス VOL.31
石川県は2025年1月6日の知事年頭記者会見で、輪島塗の復興に向けたプロジェクトの内容を発表した。日本を代表する伝統的工芸品の一つで、能登の重要な地場産業である輪島塗だが、近年の生活様式の変化によるマーケットの縮小により売上は減少。さらに2024年に発生した能登半島地震と奥能登豪雨の災害で、産業は甚大な被害を受けている。現在、震災前に約400あった輪島塗事業者の約8割が避難先から戻ってきているが、...
工芸トピックス VOL.30
株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下、MUFG)が進める社会貢献活動「MUFG工芸プロジェクト」の一環として、若手工芸作家の作品展示・販売機会等を支援する「KOGEI ARTISTS LEAGUE」の開催が発表された。2023年に発足した「MUFG工芸プロジェクト」は、日本の伝統的な工芸の文化や技術の継承に寄り添い、そこから変化の時代に必要なイノベーションを学び発信することを目的とした...
工芸トピックス VOL.29
日本の伝統工芸、輪島塗の産地として世界に広く知られる石川県輪島市。2024年1月に発生した能登半島地震によって、現地では職人が工房や道具を失い、制作の継続が困難な状況が今も続いている。このような状況の中、265年に及ぶ歴史を持ち、クラフトマンシップを礎とする英国王室御用達ブランドのウェッジウッドは、能登半島地震被災地への支援対象として、輪島市の重要な産業である輪島塗に着目。輪島塗の美と技法に光を当...
工芸トピックス VOL.28
日本有数の漆器の産地、福井県鯖江市河和田地区で越前漆器の製造・販売を行なうメーカー、漆琳堂。1793年創業という長い歴史を持ち、創業230周年にあたる2023年には同じ越前にある大本山永平寺御用達に認定されている。代々受け継がれてきた伝統的な漆器や業務用漆器の製造以外にも、現代の生活に合わせたカラフルな漆の器「aisomo cosomo」や北陸のものづくりの技術を生かしたブランド「RIN&...
工芸トピックス VOL.27
一つの作品を完成させるまでに何十回も漆を塗っては研いでを繰り返す“バカ丁寧”な工程を経ることから、通称「バカ塗り」と呼ばれる青森県の伝統工芸・津軽塗。映画『バカ塗りの娘』はバカ塗りこと、津軽塗をテーマとした人間模様を描いた作品で、舞台は青森県弘前市。主人公の美也子は高校卒業後、当てもなくスーパーで働きながら津軽塗の職人である父・清史郎の仕事を手伝っていた。父、そして文部科学大臣賞を獲ったこともある...
工芸トピックス VOL.26
特定非営利活動法人DENTOが、日本の伝統工芸の担い手の奨励・支援を目的とした支援プログラムの内容を発表した。「DENTO 伝燈」はアブラハム・ルガシ(株式会社日本の窓 代表)、齋藤峰明(元エルメスパリ本社副社長・シーナリーインターナショナル 代表)、西堀耕太郎(株式会社日吉屋・株式会社TCI研究所 代表)の3名によって設立。「伝燈」は仏教用語で、師から弟子へと教えを伝えていくことを意味し、活動は...
工芸トピックス VOL.25
陶芸の街に生きるひとりの少女の純粋さと儚さを描く青春映画『あこがれの色彩』が、2024年5月10日(金)より渋谷シネクイントほか全国で順次公開される。物語は伝統的な焼き物の街を舞台に、折り合いがつかない家族のことや器用に立ち回る大人の都合に葛藤しながら、言葉にできない思いを絵に描き続ける14歳の少女を中心に展開する。本作は有田焼がモチーフとなっており、絵付け師や師匠役の出演者は撮影前に有田で絵付け...