『谷穹 抽象と静寂』展覧会レポート
展覧会・イベントレポート VOL.30
展覧会情報やインタビューなど、工芸に関するさまざま情報を発信しています。
東京都
2024.11.27 – 12.9
日本橋髙島屋
2024.11.28 – 12.8
セイコーハウスホール
東京都
2024.11.30 – 2025.2.2
松濤美術館
岐阜県
2024.11.30 – 2025.3.16
岐阜県現代陶芸美術館
INSIGHT
VOL.1-14 更新
新商品情報 VOL.13
日々ガラスと向き合って制作を行なっている職人達が、ガラスのさらなる美しさを求めて生み出した新しいデザイン。暮らしに溶け込み、彩りを添える新作が今年も17シリーズ誕生した。2サイズのプレートと小鉢が揃う《hasande hasande(はさんで はさんで)》は表面の凹凸による光と影が美しいデザイン。先端が平らなトングのような道具でガラスを挟んで少しずつ広げていくことで、不均等な厚みを持つ独特の表情が...
新商品情報 VOL.12
呉服事業を展開する京都丸紅株式会社と、英国・ロンドンで創立された世界有数のアート、デザインとパフォーマンスのミュージアム、V&A(ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館)。両者が初めて協業した着物コレクションの取り扱いが京都丸紅のオンラインショップで開始された。今回のコラボレーションは、ヴィクトリア時代に活躍した英国のデザイナーの美しいデザインと、日本の最高峰の職人技や素材が出会う必然性に...
新商品情報 VOL.11
世界で活躍する建築家、隈研吾氏と小倉織を復元・再生した染織家、築城則子氏の出会いにより、分野を超えたコラボレーションが実現。小倉織のインテリアテキスタイルブランド「KUMASHIMA」の誕生が発表された。KUMASHIMAは、今まで日本の伝統織物では活用が困難とされてきた、建築、インテリア、家具を主な用途としたテキスタイルだ。インテリアブランドTime & Style制作の家具も展開予定。...
新商品情報 VOL.10
確かな品質と使いやすさ、多彩なデザインバリエーションで知られるスガハラの製品の多くは、ガラスの特性と魅力を知り抜いた職人自らがデザインと開発を行なっている。技法への挑戦や使い手からの要望、日常での気付きから生まれた新しいデザインが、今年も全15シリーズ、75点発表された。《aero(アエロ)》は色ガラスの部分が空中に浮いて見えるようなフラワーベース。職人同士の巧みな連携によって、型で吹いたクリアな...
新商品情報 VOL.9
金属加工の街として知られる新潟県燕市。江戸時代初期に農家の副業として行なわれていた和釘鍛冶に端を発し、明治時代以降、日本を代表する金属食器製造の地として発展、今に続いている。「SUSgallery(サスギャラリー)」は、当地に受け継がれる金属加工技術を生かし、ピュアチタンの創造性を追求しているチタンウェアブランド。時間が経過しても錆びにくく、割れることがない普遍性、生活に寄り添う優れた機能性、特殊...
新商品情報 VOL.8
ランドセル工房を発祥とし、丁寧なものづくりで知られる革製品ブランド「土屋鞄製造所」より、「運ぶを楽しむ」シリーズの第5弾として《だるまバッグ》が発売される。「運ぶを楽しむ」は、日本のものづくり文化を世界へ伝えるため、2020年から始まった専用鞄シリーズ。土屋鞄の職人が、日々磨き続けている技術や知識を生かして、ワイングラス専用バッグやスイカ専用バッグなど、運ぶ時間に喜びや楽しさを感じられる、他にはな...
新商品情報 VOL.7
かつて鍋島藩の御用窯が置かれ、秘窯の里とも呼ばれる佐賀県伊万里市大川内山。畑萬陶苑は当地にて、自然をモチーフとした伊万里鍋島焼の繊細な絵付けと、それを引き立てる白く薄い生地にこだわって磁器を作り続けている窯元だ。伝統的な様式のみならず、現代の生活に即したデザイン製作や、異業種とのコラボレーションにも積極的で、常に新しい技術や表現に挑戦している。今回新しく発表されたマグカップ《Rim Mug》は、「...
新商品情報 VOL.6
紙のように薄く削り出した木「突板」を貼る木材加工を専門としている森工芸。1953年に徳島県で創業して以来、培ってきた技術や木の知識を受け継ぎ、住宅の内装提案や木製家具・工芸品の製造販売を行なっている。自然の芸術である美しい木目を生かしながら、張り合わせや組み合わせ方を工夫した多様な意匠が特色だ。2020年にフランス パリの展示会「メゾン・エ・オブジェ」で発表し、好評を博したトレイ《RAYS TRA...
新商品情報 VOL.5
秋田県の角館で伝統工芸樺細工の製造・販売を行なう藤木伝四郎商店。昨年創業170周年を迎え、新たな1年目となる今秋、3つの新作を発表した。樺細工は長く使い続けることで艶・奥行・美しさを増す工芸品。多くの人々に愛用されてきた樺細工の歴史を紡ぎ、次世代へと届けるため、使い手と共に時を重ねる「時を紡ぐ」が新作のテーマとなっている。商品は藤木伝四郎商店 本店とオンラインストアで先行販売中。オンラインストアの...
新商品情報 VOL.4
佐賀県有田町で磁器を制作する窯元 藤巻製陶は、2022年、洗練されたシンプルなデザインが美しい茶器セット《聞香器 BUN KO KI》を発売した。藤巻製陶は、絵付けを施さずに形と釉薬で表現する、清涼感ある器づくりを得意としている作り手だ。成型から焼成まで、自社工房で一貫して手掛けている。《聞香器 BUN KO KI》は、アルファベットの “U” と “I” の形を模したカップが特徴で、2つのカップ...
新商品情報 VOL.3
⼭中漆器の製造販売を手掛ける畑漆器店が、2022年8月18日(木)より、地元 石川県⼭中温泉の自社直営店にて初の単独新商品発表会を開催している。畑漆器店は1930年創業の漆器メーカー。山中温泉に伝統的に受け継がれてきた木地挽きの技法を⽣かし、⽊の肌と⾊のコントラストが特徴的なブランド「col.(カラー)」と、伝統的な⼭中漆器のブランド「卯之松堂」を展開する。2018年11⽉にオープンした直営店をリ...
新商品情報 VOL.2
創業時より手仕事によるガラス製造にこだわり、使い手の暮らしに寄り添う製品を世に送り出しているスガハラ。スガハラの製品の多くは、千葉県九十九里の自社工房で日々技術を磨きながら、ガラスの特性と魅力に向き合っている熟練の職人達がデザイン、開発を手掛けている。今年も日常使いのテーブルウェアから、室内を彩る花器まで、17種類の新しい製品が発表される。今回の傾向として、多くの製品でリサイクルガラスがレギュラー...