森工芸の《RAYS PLATE ROUND》に新しく「藍漆」が登場
新商品情報 VOL.17

展覧会情報やインタビューなど、工芸に関するさまざま情報を発信しています。
京都府
2025.3.5 – 3.10
京都髙島屋
2025.3.6 – 6.7
資生堂アートハウス
東京都
2025.3.7 – 6.15
21_21 DESIGN SIGHT
滋賀県
2025.3.8 – 9.28
佐川美術館
森工芸は1953年に徳島県で創業。木を紙のように薄くスライスした木材「突板」を貼り合わせる技術を専門とし、化粧合板や建具、家具などを製造してきた。2020年から自社オリジナルの製品開発に力を入れ、突板を高い技術で組み合わせた緻密な木目模様が美しいトレイ《RAYS TRAY》やサイドテーブル《STAND》、壁掛け時計《CLOCK》などを発表。時代に合ったものづくりに取り組んでいる。
《RAYS TRAY》をもとに、料理が盛り付けられるようにと作られた《RAYS PLATE ROUND》では、木目と垂直に交差する光沢模様(縮み)が特徴的な木材、ホワイトシカモアを採用。三角形に切りそろえた突板を放射状に貼り合わせることで生まれる、水面に広がる波紋のようなデザインや、光の当たり方によって変化する表情が魅力だ。
国内外から好評だった本作に、森工芸と京都で漆の精製・販売を行なう堤淺吉漆店のコラボレーションによって、新しい仕上げ加工「藍漆(あいうるし)」が登場した。漆と藍という日本を代表する伝統的な自然由来の素材を使って新しいものを生み出したい、という探求心から開発が始まり、数年にわたって試行錯誤を重ねた末、徳島で栽培・製造されている天然藍の粉末と、天然の生漆を混ぜ合わせた「藍漆」が完成。ホワイトシカモアの白木と複雑な木目が映えるよう、深い濃紺の色出しにもこだわり、非常に繊細な拭き漆の技術で仕上げられている。
藍の洗練された美しさと漆の使い勝手の良さ、耐久性を兼ね備えた「藍漆」のプレートは、毎日の食卓にも、特別な日にも馴染むデザイン。天然素材と伝統技術が融合した、長く使い続けたい商品だ。
◾️商品情報
《RAYS PLATE ROUND L 藍漆》
サイズ:直径 360mm × 高さ 12mm
木の種類:ホワイトシカモア
仕上げ:藍漆
上代:38,000円(税抜)
◾️問い合わせ先
森工芸
https://mori-kougei.com/
森工芸オンラインストア
https://shop.mori-kougei.com/