駿河竹千筋細工とソーラーテクノロジーを組み合わせた行燈《Sonnenglas® EN》が発売
新商品情報 VOL.21

展覧会情報やインタビューなど、工芸に関するさまざま情報を発信しています。
東京都
2025.4.5 – 6.22
静嘉堂文庫美術館
2025.4.19 – 11.24
大阪市立東洋陶磁美術館
神奈川県
2025.4.19 – 4.27
ink gallery
東京都
2025.4.22 – 4.27
柿傳ギャラリー
嬉野茶の産地で知られる自然豊かな地で、長年、作陶を行う副島久洋さん・美智子さん。二人で口を揃えて「ついこないだまで、パソコンすら持っていなかったんです」と笑う姿は、仲睦まじい。
そんな副島夫妻は、2016年に行われる有田400周年を記念したプロジェクト「ARITA Revitalization」への参加をきっかけに、五種類の青色の色合いを持つ器「副久GOSU」を開発。展示会や店頭での試験販売は大きな注目を集め、縮小傾向にあった工房は活気を取り戻した。このプロジェクトを機に、さまざまな人と関わるようになったという美智子さん。作品をより広く知ってもらうために、ブログの勉強も始めた。「今は、人と出会い、学ぶことが本当に楽しくて仕方ないんです」と話す。
美智子さんが、器に濃み筆で丁寧に色を塗り重ねる姿は、凛として美しい。世界に向けて「副久GOSU」が飛び立つ日は近い。きっと世界は、この五種の色に驚くだろう。