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『工芸シンポジウム「伝統と未来を考える」〜今、求められる革新とは〜』開催

日本固有の美意識と多様な自然が育んできた日本の工芸。受け継がれてきた技術による美しい工芸品は、海外からも高い注目を集めている。その一方で、近年の生活様式の変化に伴う需要の変化、職人の高齢化や後継者不足など、各産地が多くの課題を抱えているのも現状だ。

豊かな工芸文化の継承と革新を図るため、工芸産業の発展にどう取り組むのか、を議題に『工芸シンポジウム「伝統と未来を考える」〜今、求められる革新とは〜』が2024年9月30日(月)に、東京のよみうり大手町ホールにて開催される。基調講演を行なうのは日本工芸産地協会会長で株式会社能作 代表取締役会長 能作克治氏と日本政策投資銀行 産業調査部長 宮川暁世氏。トークセッション「工芸産地の未来を輪島と考える」には、田谷漆器店 プロデューサー 田谷昂大氏、漆芸家「輪島の未来のために」代表 古込和孝氏、中川政七商店 代表取締役社長 千石あや氏が登壇。コーディネーターは日本工芸産地協会事務局長 原岡知宏氏が務める。

日本の工芸界で活躍する人々による対話は、工芸の未来を考えるまたとない機会になるだろう。参加の応募はウェブサイトより9月18日(水)まで受付中。

 

■開催情報
『工芸シンポジウム「伝統と未来を考える」〜今、求められる革新とは〜』
日時:2024年9月30日(月)13:00~16:00
会場:よみうり大手町ホール 大ホール(東京都千代田区大手町1-7-1 読売新聞ビル)
応募ウェブサイト:https://yab-lp.yomiuri.co.jp/kougei2024/

※参加無料(会場参加のみ、抽選で300名)
※応募締切 2024年9月18日(水) 23:59
※応募多数の場合は抽選となります

問い合わせ先:
工芸シンポジウム事務局
03-5577-4000(土日祝除く10:00~18:00)
jimukyoku@cpfine.biz

主催:日本政策投資銀行、日本工芸産地協会、読売新聞社
協力:日本経済研究所、日テレ アックスオン

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KOGEI STANDARD

編集部

KOGEI STANDARDの編集部。作り手、ギャラリスト、キュレーター、産地のコーディネーターなど、日本の現代工芸に関する幅広い情報網を持ち、日々、取材・編集・情報発信を行なっている。