『谷穹 抽象と静寂』展覧会レポート
展覧会・イベントレポート VOL.30
展覧会情報やインタビューなど、工芸に関するさまざま情報を発信しています。
東京都
2024.12.12 – 12.25
セイコーハウスホール
石川県
2024.12.17 – 2025.2.24
国立工芸館
東京都
2024.12.18 – 12.24
日本橋三越本店
京都府
2024.12.21 – 12.29
essence kyoto
「日本の美術工芸を世界へ実行委員会」が、特別展『工芸的美しさの行方―うつわ・包み・装飾』を開催する。第1弾は東京・天王洲を拠点にアート事業を行なっている寺田倉庫のTERRADA ART COMPLEX Ⅱ BONDED GALLERYにて2024年7月4日(木)~7月16日(火)の日程で開催。第2弾は京都の建仁寺で2024年11月3日(日)~11月5日(火)に予定されている。
本展の監修・キュレーターは、東京藝術大学名誉教授で複数の美術館の館長を歴任し、今も多くのアートプロジェクトを手掛ける秋元雄史、共同キュレーターは工芸に特化したアートフェアや芸術祭に携わっている株式会社artness代表取締役の高山健太郎が務める。展覧会では伝統的な工芸技法や材料を基点としながら、現代アートの表現力、コンセプトを併せ持つ10人のアーティストの作品を展示。「うつわ」形という工芸的な美しさをテーマに、さらにその工芸的な特徴を発展させ、「包み」という概念や「装飾」という観点からも展示を構成し、自由な工芸表現を通してその本質を問いかける新しい動向を紹介する。
主催の「日本の美術工芸を世界へ実行委員会」は、伝統と現代アートを融合したアーティストを世界市場と繋ぐことで新たな価値を創造し、文化観光の促進、経済効果の創出を目指している。本展は昨年3,000人以上の来場者を記録した「日本の美術工芸を世界へ、特別展『ひかりの底』」に続き、観光庁事業に採択された。今回、アーティストは関西や北陸からも参加しており、日本の美術工芸の重要地域である北陸地域の震災復興にも繋げていく。
◾️出展アーティスト
石塚源太
近藤高弘
佐々木類
四代 田辺竹雲斎
塚田美登里
中田真裕
中村卓夫
畠山耕治
牟田陽日
やまわきてるり
◾️開催概要
日本の美術工芸を世界へ 特別展『工芸的美しさの行方―うつわ・包み・装飾』
公式ウェブサイト:https://artkogei.com/
東京開催
会期:2024年7月4日(木)〜7月16日(火) 11:00〜19:00 ※毎週月曜日は休業日
会場:TERRADA ART COMPLEX II BONDED GALLERY(東京都品川区東品川1丁目32-8 4F)
入場料:無料
京都開催
会期:2024年11月3日(日)〜11月5日(火) 10:00〜17:00(受付は16:30まで)
会場:建仁寺 書院(京都府京都市東山区大和大路通四条下る小松町)
入場料:無料(別途、建仁寺の拝観料が必要)
※東京と京都で一部展示が入れ替えとなる可能性があります
主催:日本の美術工芸を世界へ実行委員会
共催:一般社団法人関⻄イノベーションセンター、京都府
後援:寺田倉庫株式会社、株式会社ランドリーム、金沢市、富山市
協力:建仁寺、京都仏教会
監修・キュレーター:秋元雄史、共同キュレーター:高山健太郎
会場設計:⻤木孝一郎