『谷穹 抽象と静寂』展覧会レポート
展覧会・イベントレポート VOL.30
展覧会情報やインタビューなど、工芸に関するさまざま情報を発信しています。
東京都
2024.12.12 – 12.25
セイコーハウスホール
石川県
2024.12.17 – 2025.2.24
国立工芸館
東京都
2024.12.18 – 12.24
日本橋三越本店
京都府
2024.12.21 – 12.29
essence kyoto
今年で17回目となるアートフェア東京が、2023年3月10日(金)〜12日(日)の日程で開催される。2005年に始まり、日本で最大級の規模を誇るアートフェア東京は、古美術・工芸から、日本画・近代美術・現代アートまで幅広い作品が展示されるのが特色だ。東京国際フォーラムの2フロアにわたる展示は、国内外で活躍するコマーシャルギャラリー・美術商が出展する「ギャラリー」、百貨店や地方工芸団体の企画ブースを含む、多彩なアートの分野が交差する「クロッシング」、これからのアートシーンで注目すべき作家を個展形式で発表する「プロジェクト」の3つのセクションに分かれて展開する。
2020年には新型コロナウイルスの影響で開催中止となったアートフェア東京だが、その後は来場人数制限を行なう中でも、売上金額が2021年30.8億円、2022年33.6億円と過去最高売上高を更新している。人の移動が回復傾向にある今年は、海外からの6ギャラリーを含む143軒が出展予定。海外からは世界的に活躍する上海のギャラリー「Pearl Lam Galleries」、ロンドンがベースの「Unit London」が出展するほか、昨年に続き、台湾を拠点とする「YIRI ARTS」、香港・ロサンゼルスを拠点とする「OVER THE INFLUENCE」も参加する。日本国内からは「西村画廊」、「カイカイキキ」、「一番星画廊」が数年ぶりに参加し注目を集める中、「ギャラリー玉英」、「名古屋画廊」、「小林画廊」、「Yoshiaki Inoue Gallery」、「シュウゴアーツ」、「タカ・イシイ ギャラリー」、「タグチファインアート」、「ミヅマアートギャラリー」、「GALLERY KOGURE」、「美術工藝 丹中」といった長年参加しているギャラリーも数多い。
ウェブサイトに開設されたARTWORKSのページでは、出展者一押しの作品がアーティスト名、ギャラリー名、ジャンルなどから検索可能。会場レイアウトも公開された。世界的に活況を見せるアート市場において、卓越した独自性を持ちながら変動する日本のアートシーンを直に感じられるイベントとなるだろう。
■ 開催概要
『アートフェア東京2023』
会期:2023年3月10日(金)〜12日(日) *3月9日(木)は招待日
開催時間:11:00〜19:00 *12日(日)は16:00閉場
会場:東京国際フォーラム ホールE / ロビーギャラリー(東京都千代田区丸の内3-5-1)
入場料:前売券 4,000円(税込)/ 予約当日券 5,000円(税込)
*小学生以下は大人同伴に限り入場無料
ウェブサイト:http://artfairtokyo.com
*開催時間等は変更の可能性があります。詳細は公式ウェブサイトにて直接ご確認ください。