『谷穹 抽象と静寂』展覧会レポート
展覧会・イベントレポート VOL.30
展覧会情報やインタビューなど、工芸に関するさまざま情報を発信しています。
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国立工芸館
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essence kyoto
一般財団法人 伝統的工芸品産業振興協会は、日本全国の伝統的工芸品が一堂に会する『KOUGEI EXPO IN OKAYAMA(第40回伝統的工芸品月間国民会議全国大会)』を、2023年11月3日(金・祝)~5日(日)の日程で、岡山県のコンベックス岡山(中展示場)で開催する。KOUGEI EXPO(伝統的工芸品月間国民会議全国大会)は、経済産業省が伝統的工芸品への国民の理解とその普及を目指して定めた「伝統的工芸品月間」の中心イベントとして毎年11月に開催されており、毎回5〜10万もの来場者を誇る。1984年から始まり第40回目となる今回は、岡山県で初めて開催される。
今回のメインテーマは「晴れの国が、晴れ舞台」。太陽を想起させるキービジュアルは、全国各地で受け継がれてきた伝統的工芸品が、温暖な気候で晴れの日が多い岡山県で出会うイメージで設定された。祭典では大人から子供まで楽しめるワークショップ、職人による製作実演、生糸や漆の原材料が紹介される「TEWAZA LIVE」や、全国の逸品が購入できる「CRAFT MARKET」、伝統工芸士の卓越した技が光る新作コンクール展示会「第25回日本伝統工芸士会作品展」が開催される。全国の伝統的工芸品のほか、開催地岡山の国指定伝統的工芸品の備前焼や勝山竹細工の紹介コーナーもあり、また岡山の県指定郷土伝統的工芸品が一堂に集まる展示・販売、実演、製作体験も行なわれる予定だ。
現在240品目に及ぶ国指定の「伝統的工芸品」とは、およそ100年以上前から続く技術や技法によって、同じく継続的に使用されてきた原材料を主とし、ある程度の生産規模を成す一定の地域にて、職人の手仕事で作られる日用品を指す。時代の変化とともに進化しながらも昔から変わらず愛用され、暮らしを彩るさまざまな工芸品。日本各地の手仕事の魅力を感じに、ぜひ訪れたいイベントだ。
◾️関連情報
『KOUGEI EXPO IN OKAYAMA(第40回伝統的工芸品月間国民会議全国大会)』
会期:2023年11月3日(金・祝)〜5日(日)
会場:コンベックス岡山 中展示場(岡山県岡山市北区大内田675)
ウェブサイト:https://kougei-expo.com/okayama/
※イベントの詳細は公式ウェブサイトにて直接ご確認ください。