『谷穹 抽象と静寂』展覧会レポート
展覧会・イベントレポート VOL.30
展覧会情報やインタビューなど、工芸に関するさまざま情報を発信しています。
東京都
2024.12.12 – 12.25
セイコーハウスホール
石川県
2024.12.17 – 2025.2.24
国立工芸館
東京都
2024.12.18 – 12.24
日本橋三越本店
京都府
2024.12.21 – 12.29
essence kyoto
新潟県のほぼ中央に位置し、燕市と三条市の二市からなる燕三条エリア。江戸時代以降、燕では鎚起銅器、三条では刃物鍛冶が発達したことから、燕三条は金属加工の一大産地へと発展。工業化が進んだ現在も、鍛冶や鎚起の伝統技法を受け継ぐ職人が多く活躍している。
当地で2013年に始まった「燕三条 工場の祭典」は、普段は閉ざされているものづくりの現場=KOUBAを開放し、金属加工、鍛冶木工、印刷、農業をはじめとするものづくりの現場を見学、体験できるイベント。今年は「Beyond KOUBA! 祭典から聖地へ脱皮する3日間」をテーマに、2022年10月7日(金)〜9日(日)の3日間、ものづくりを行なう「工場」62拠点、農業を営む「耕場」7拠点、生産された物品を購入できる「購場」13拠点、合計82拠点のKOUBAが開放される。それぞれのKOUBAでは趣向を凝らしたワークショップ、見学ツアーが開催され、地域のものづくりに詳しいガイドがテーマに沿って案内するオフィシャルツアーが実施される他、大規模な工場跡地を活用し昨年注目を集めた「Tsubame-Sanjo Factory Museum」の一部が燕三条駅構内の会場で特別展示される。夜は職人と交流できるレセプションもKOUBAで予定されており、子供から大人まで終日燕三条で楽しめる。
コロナ禍を経て3年ぶりに工場各所を訪問するスタイルで開催される工場の祭典は、来年以降新たに形を変えていく予定。節目となる開催10年目、この機会に現地を訪れてはいかがだろう。
■ 開催概要
『燕三条 工場の祭典 2022』
会期:2022年10月7日(金)〜10月9日(日) 9:00~17:00 ※12:00~13:00を除く
会場:新潟県三条市・燕市全域 及び 周辺地域
参加KOUBA:82拠点(予定)
アクセス:交通 上越新幹線・JR弥彦線「燕三条駅」下車
各KOUBAへの訪問は、電車、タクシー、レンタカーなどをご利用ください。
主催:「燕三条 工場の祭典」実行委員会
ウェブサイト:http://kouba-fes.jp
※会期等は予告なく変更となる場合がございます。最新情報は事前に直接ご確認ください。
※各イベントへの参加には事前予約が必要な場合がありますのでご注意ください。