10年目を迎える福井の工房見学イベント『RENEW/2024』、11月に開催
注目の展覧会・イベント VOL.61
展覧会情報やインタビューなど、工芸に関するさまざま情報を発信しています。
富山県
2024.12.7 – 2025.6.1
富山市ガラス美術館
2024.12.11 – 2025.3.2
清水三年坂美術館
2024.12.17 – 2025.3.2
京都国立近代美術館
東京都
2024.12.25 – 2025.1.6
日本橋三越本店
INSIGHT
VOL.1-30 更新
展覧会・イベントレポート VOL.17
2022年6月25日(土)〜7月3日(日)、東京 小石川のギャラリー 会津屋にて、ガラス作家の加倉井秀昭さんと廣島晴弥さんの二人展『SHAPE & DECORATION vol.3』が開催された。本展のテーマは「モノから生まれる暮らしのイメージ」。あるモノに惹かれるときや、それを手に取るとき、人はそのモノとともにある暮らしのイメージを思い描いているのかもしれない――。そんな仮説をもとに、モノ選びの...
展覧会・イベントレポート VOL.16
2022年3月26日(土)〜3月30日(水)、東京 永福の穴窯陶廊 炎色野にて、三重県伊賀で作陶を行なう鈴木大弓さんの個展が開催された。炎色野は、20年以上に渡り同時代の作り手によるやきものを展示販売してきた老舗ギャラリー。鈴木さんは、2011年以降、ここで毎年個展を開いている。今回は信楽をはじめ、粉引、鉄釉、三島、白磁、青磁、染付など、多彩な作品群約200点を展覧。見応えのある作品展の様子を紹介...
展覧会・イベントレポート VOL.15 AD
伝統工芸にとって、昨今「持続と発展」は大きなキーワードとなりつつある。受け継がれてきた高い技術力はもちろんのこと、現代の生活に合うスタイルを模索し、斬新なアイデアを形にしたり、SNSを活用した取り組みを行なうなど、次世代へとつながる発展を目指してさまざまなことに挑戦する作り手が現れ始めたことは、特に注目すべきことだろう。一方で、その価値を広く伝えていくにはまだまだ努力が必要な状況だ。海外からの関心...
展覧会・イベントレポート VOL.14
2022年2月5日(土)〜2月10日(木)、東京 代官山 gallery mus にてガラス作家 光井威善さんの作品展『融けあうかたち』が開催された。今回の作品展では、新作の茶碗をはじめ、《Silence》《Bottle People》などの人気シリーズの作品計139点を展覧。
展覧会・イベントレポート VOL.13
2021年12月14日(火)〜12月18日(土)、佐賀大学の肥前セラミック研究センターが主催するイベント『ARITA×SOGETSU研究発表展』が、東京赤坂 草月会館にて開催された。本展では、草月流華道家が制作した生け花総勢13点を展覧。花入は、複数の有田焼窯元が構成する株式会社ARITA PLUSが、草月流華道家と協働で開発した作品だ。15日(水)には、李荘窯の当主でARITA PLUS代表の寺...
展覧会・イベントレポート VOL.12
2021年11月27日(土)〜12月5日(日)、東京 六本木 サボア・ヴィーブルにて、北海道のガラス作家 西山雪さんの個展が開催された。同ギャラリーでは2016年より毎年西山さんの作品展を実施、今年で6回目の開催。新作展となる今回のテーマは『ふゆのしらせ』。晩秋から冬に移りゆく季節、北海道の植物や虫たちが織りなす情感豊かな風景を繊細に映し取った作品総勢55点を展覧した。
展覧会・イベントレポート VOL.11
2021年11月12日(金)〜27日(土)、赤坂 HULS Gallery Tokyoにて、有田焼の窯元である李荘窯の四代目当主、寺内信二さんの作品展が開催された。同ギャラリーでは今回で3度目の開催となる寺内さんの作品展。普段は窯元の当主としてものづくりに携わる寺内さんだが、本展では、ろくろで制作した新作の抹茶碗、宝ひん、ぐい呑、花瓶など、染付や白磁の作品を中心に展覧した。加えて、特に注目したいの...
展覧会・イベントレポート VOL.10 AD
伊万里・有田焼窯元の若手有志13名(13 Person)で構成される「NEXTRAD(ネクストラッド)」は、10月22日(金)、23日(土)の2日間、佐賀県有田にて初の展示・体験イベント『Go Forward -磁器のものづくりに関する”13P”の挑戦-』を開催した。NEXTRADは、有田焼産業における持続可能な未来を考え発信することを目的に活動するチーム。メンバーは、普段は窯元の若手経営者および...
展覧会・イベントレポート VOL.9
ててて協働組合は、10月13日(水)から15日(金)の3日間に渡り、東京 南青山のスパイラルホールにて合同展示会「ててて商談会2021.10」を開催した。総勢約80組の作り手が出展した今回の商談会。ててて協働組合設立当初より出展を続けている石川県の山中漆器メーカー 我戸幹男商店は、新作「アロマディフューザー」を提案(価格・販売時期未定)。これは、同県九谷焼の製土メーカー 谷口製土所とのコラボレーシ...
展覧会・イベントレポート VOL.8
2021年7月15日(木)〜21日(水)、新宿 柿傳ギャラリーにて、陶芸家 今泉毅さんの個展が開催された。同ギャラリーでは10年前より定期的に今泉さんの個展を行なっており、今回は2年ぶり6回目の開催となる。今展では、新作の茶碗や花入などを中心に、日常に取り入れやすい食器も含めた80点以上の作品を展覧。今泉さんの作陶活動の充実ぶりが窺える内容となっていた。
展覧会・イベントレポート VOL.7
2021年6月19日(土)〜27日(日)、外苑前の花屋「VOICE」にて、九谷焼の窯元 錦山窯の最新作「九谷茶譚」の展覧会が開催されました。石川県小松市に位置する錦山窯は、九谷焼の絵付を専門とする窯元です。110年余りの歴史があり、伝統的な色絵や金彩の技法を活かした作品を制作しています。この度、都会の裏路地に佇む小さな花屋で、色とりどりの花と華麗な器たちの競演が始まりました。
展覧会・イベントレポート VOL.6
2021年6月5日(土)〜26日(土)、南青山 Sundries にて、石川県金沢市を拠点に活動する漆工 杉田明彦さんの個展が開催されました。梅雨晴れの明るい陽射しが差し込む店内に一歩足を踏み入れると、まず目を引くのは入り口に掛けられた存在感ある黒漆のアートパネル。視線を奥に移せば、黒漆や白漆の椀が点々と並べられた個性溢れる什器が登場します。なにやら新種の植物のようにも見えるこのディスプレイの足元...