『谷穹 抽象と静寂』展覧会レポート
展覧会・イベントレポート VOL.30
展覧会情報やインタビューなど、工芸に関するさまざま情報を発信しています。
東京都
2024.12.12 – 12.25
セイコーハウスホール
石川県
2024.12.17 – 2025.2.24
国立工芸館
東京都
2024.12.18 – 12.24
日本橋三越本店
京都府
2024.12.21 – 12.29
essence kyoto
INSIGHT
VOL.1-30 更新
展覧会・イベントレポート VOL.29
東京・天王洲を拠点にアート事業を展開する寺田倉庫のTERRADA ART COMPLEX Ⅱ BONDED GALLERYにて、特別展『工芸的美しさの行方―うつわ・包み・装飾』が7月16日(火)まで開催中だ。会場では、伝統的な工芸技法や素材を用いて現代アート的な自由な表現を追求する10名の作家の作品を展覧している。
展覧会・イベントレポート VOL.28
2024年4月20日(土)~4月25日(木)の期間、東京都新宿区にある柿傳(かきでん)ギャラリーにて、陶芸家・中里健太(なかざと・けんた)さんの作品展が開催された。中里さんがこのギャラリーで個展を行なうのは、昨年4月の展示より2回目となる。昨年4月の展示は、柿傳ギャラリーでは初めての個展であると同時に東京初個展でもあり、その後はいろいろなギャラリーや展覧会でイベントを行なうなど、順調に活動の場を広...
展覧会・イベントレポート VOL.27
2024年2月21日(水)~26日(月)の期間、神奈川県横浜市西区にある横浜高島屋美術画廊にて、木工芸作家・佃眞吾(つくだ・しんご)さんによる作品展が開催された。さまざまなギャラリーで展覧会を行なっている佃さんは、日本橋高島屋と横浜高島屋ではほぼ隔年で展覧会を開催しており、今回は3回目の個展だという。佃さんは滋賀県長浜市生まれで、家具職人の修行の後、故黒田乾吉の木工塾に学び、京指物工房の職人修行に...
展覧会・イベントレポート VOL.26 AD
2023年11月17日・18日の2日間、佐賀県伊万里・有田の窯元有志13名からなる「NEXTRAD」が主催するイベント『Go Forward 2023』が開催された。NEXTRADは、有田焼産業における持続可能な未来の実現を目指して活動しているチーム。イベントでは、有田焼のものづくりと産地の現状や課題を多くの人に知ってもらうため、製造工程や各窯元の取り組みを紹介する展示、製造現場を見学できるオープ...
展覧会・イベントレポート VOL.25
2023年11月18日(土)~11月26日(日)の期間、東京都中央区八丁堀のとべとべくさにて、陶芸家・柳下季器(やなした・ひでき)さんの作品展が開催された。柳下さんがこのギャラリーで個展を行なうのは6回目で、前回からはちょうど一年ぶりの展覧会である。柳下さんは東京都出身で、専門学校桑沢デザイン研究所を卒業後、信楽にて修行し、伊賀焼の里である三重県伊賀市で穴窯を築窯した。その後、杉本貞光氏の薫陶を受...
展覧会・イベントレポート VOL.24
東京・新宿の柿傳ギャラリーにて、2020年の初個展から約3年ぶりとなる、陶芸家・坂倉正紘さんの待望の個展が開催された。坂倉さんは山口県長門市の歴史ある窯元「坂倉新兵衛窯」の後嗣。深川萩の伝統を重んじ、素材と真摯に向き合いながら、東京藝術大学彫刻科で培った造形感覚を存分に発揮し、伝統と個性が見事に溶け合う作品を制作している、現在注目度の高い陶芸家の一人である。本展では、最新作を含む約120点を展覧し...
展覧会・イベントレポート VOL.23
2023年6月28日(水)~7月3日(月)、日本橋三越本店では4年ぶり3度目となる小川郁子さんの個展が開催された。小川さんは、江戸切子と薩摩切子がそれぞれ継承してきた特徴を大胆に融合させ、美しいガラス作品を制作している。今回の個展では、小さな帯留めや酒器から大ぶりの鉢や花入まで、全160点を展覧。過去作から新作までを同時に鑑賞できる、小川さんの創作活動の軌跡をたどる展覧会となった。
展覧会・イベントレポート VOL.22
岡山県備前の陶芸家、森本仁さんの作品展が東京 碑文谷のギャラリー、宙(そら)にて開催された。森本さんにとって、宙での展覧会は3年ぶり2度目。前回は二人展で、個展としては今回が初だという。食器や酒器、茶器、花器など総勢300点ほどの作品を展覧した。花器には森本さん手ずから生けた美しい花が彩りを添える。
展覧会・イベントレポート VOL.21
ジャパン・クリエイティブ・センターは、在シンガポール日本国大使館が運営を行ない、シンガポールにおける日本文化に関する情報発信の拠点である。2023年1月31日(火)〜2月4日(土)、ジャパン・クリエイティブ・センターにて、『POST-WABI』展が開催された。本展では、陶芸家の古野幸治さんと藤堂高直さんによる陶芸作品が30点ほど展示され、日本の伝統的美意識である「侘び」の新たな一面を感じさせるもの...
展覧会・イベントレポート VOL.20
1983年、染織家・築城則子さんは、福岡県北九州市の小さな骨董品店で一片の端布に出会う。それは立体感あるたて縞が美しい、小倉織の子供の袴地だった。この運命的な出会いから、昭和初期より生産の途絶えていた小倉織の復元・再生に取り組み始めた彼女は、1984年についにその試みを成功させた。その後、築城さんが今日までに制作してきた小倉織作品は約400点以上にのぼる。今回の松屋銀座・デザインギャラリー1953...
展覧会・イベントレポート VOL.19 AD
有田のものづくりを、もっと広く知ってほしい。磁器の生産現場を紹介する展示・体験イベント『Go Forward 2022 ―磁器のものづくりに関わる“14P”のこれから―』は、そんな作り手たちの思いを乗せて、2022年11月3日(木・祝)~5日(土)の3日間にわたり開催された。このイベントを仕掛けるNEXTRADは、佐賀県伊万里・有田の窯元の若手経営者及び後継者など14名で構成されるチームだ。昨年に...
展覧会・イベントレポート VOL.18
『日本伝統工芸展』は、日本の優れた伝統工芸の保護と育成を目的に開催される公募展。全国各地の数多の工芸作家が切磋琢磨し、技術の粋を尽くして制作した作品が出品される、日本工芸の技と美が集結する展覧会だ。第69回目の展覧会は、2022年9月14日(水)〜9月26日(月)、東京 日本橋三越本店にて開催され、陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸7部門の一般公募作品1,158点より厳正な鑑審査を経て選...