読売旅行が販売する旅行プラン「工藝ダイニング」が2022年11月22日(火)に福岡で開催される。2019年に日本博の関連企画として始まった工藝ダイニングは、「工藝×食」をコンセプトに、人間国宝の工芸家による器で一流の料理を堪能し、工芸作家のトークイベントや伝統芸能も楽しめる、プレミアムな旅の企画だ。

福岡で開催される今回は、今泉今右衛門氏（重要無形文化財「色絵磁器」保持者）、福島善三氏（重要無形文化財「小石原焼」保持者）による器を使用し、ミシュランガイド2つ星の「料亭・嵯峨野」にて伝統を取り入れつつ独創的な日本料理が用意される。食事会の前には九州伝統の筑前琵琶の演奏、工芸作品の展示販売のほか、今泉氏、福島氏に鈴田滋人氏（重要無形文化財「木版摺更紗」保持者）を加えた九州在住の3名の人間国宝による鼎談が開催される。鼎談のファシリテーターは、工藝ダイニングの監修者であり、重要無形文化財「蒔絵」保持者の室瀬和美氏という豪華な顔ぶれだ。

首都圏や関西からの宿泊プランには、翌日23日(水)に佐賀県有田町での「今右衛門窯」の特別公開観覧や、「有田陶磁器まつり」の見学、有田焼で供される昼食も含まれ、有田焼の魅力を存分に体験できるプログラムとなっている。工芸の世界を食事を通して体感し、作家本人による解説と共に鑑賞できる、贅沢な旅になるだろう。

■ 開催概要
『工藝ダイニング in 福岡』
日程：2022年11月22日(火)開催　＊日帰りプラン、宿泊プランあり
内容：
・ミシュラン２つ星獲得の「料亭 嵯峨野」にて人間国宝制作の酒器を使用した食事会
・九州の伝統工芸の価値と工芸の魅力について、九州在住の人間国宝 今泉今右衛門氏、鈴田滋人氏、福島善三氏による鼎談（ファシリテーターは同じく人間国宝の室瀬和美氏）
・九州の伝統芸能、筑前琵琶の演奏
・九州の陶芸家による工芸作品の展示

申し込み（読売旅行ウェブサイト「工藝ダイニング」特集ページ）：
https://www.yomiuri-ryokou.co.jp/kokunai/premium/kogei_dining/fukuoka.aspx?fromarea=3&from=13