陶芸の街が舞台 映画『あこがれの色彩』2024年5月10日から全国順次公開
工芸トピックス VOL.25
展覧会情報やインタビューなど、工芸に関するさまざま情報を発信しています。
東京都
2024.12.12 – 12.25
セイコーハウスホール
石川県
2024.12.17 – 2025.2.24
国立工芸館
東京都
2024.12.18 – 12.24
日本橋三越本店
京都府
2024.12.21 – 12.29
essence kyoto
日常にある工芸の美。展覧会情報やインタビューなど、工芸に関するさまざまな情報、視点をお届けします。
連載コラム『日本工芸の歩む道』前編「日本の美意識」 VOL.4
1933年に発表された谷崎潤一郎の随筆『陰翳礼賛(いんえいらいさん)』は、日本の美意識を広く海外にまで紹介している本の一つである。日本の暮らしには、いかに薄暗がりが大切であったかを独特の文体で書いたこの書は、日本の美意識に興味を持つ外国人や、アート、デザイン、建築などを学ぶ学生にとっては必読書となっており、哲学者のミシェル・フーコーや世界的な建築家である安藤忠雄らも大きく影響を受けたとされている。
連載コラム『工芸産地』 VOL.3
奈良時代の高名な僧、行基が発見したと伝えられる山中温泉。北陸の山懐に抱かれ、美しい橋の架かる渓谷沿いに温泉旅館が点在する、風情ある町だ。かの松尾芭蕉もこの地を訪れ、「山中や 菊は手折らじ 湯の匂ひ」と詠み、山中温泉を有馬・草津と並ぶ「扶桑の三名湯」と讃えている。山間にありながら、日本海の新鮮な海の幸も味わえる豊かな食文化も魅力のひとつだろう。こうした自然に恵まれた環境は、繊細な手仕事の技術を育んで...
注目の展覧会・イベント VOL.31
日本デザインコミッティー主催の企画展『The rebirth of Kokura Ori 縞の美・縞の粋 ― ひとひらの裂(きれ)から小倉織の再生』が、2022年12月27日(火)〜2023年2月20日(月)の期間、松屋銀座・デザインギャラリー1953にて開催される。小倉織は豊前小倉(現在の福岡県北九州市)を中心に江戸時代から作り続けられてきた歴史ある木綿織物。丈夫で地厚な小倉織は豊前小倉藩の特産...
展覧会・イベントレポート VOL.19 AD
有田のものづくりを、もっと広く知ってほしい。磁器の生産現場を紹介する展示・体験イベント『Go Forward 2022 ―磁器のものづくりに関わる“14P”のこれから―』は、そんな作り手たちの思いを乗せて、2022年11月3日(木・祝)~5日(土)の3日間にわたり開催された。このイベントを仕掛けるNEXTRADは、佐賀県伊万里・有田の窯元の若手経営者及び後継者など14名で構成されるチームだ。昨年に...
注目の展覧会・イベント VOL.30
日本初となるアートの仕事に特化したジョブフェア『ART JOB FAIR 2023』が2023年1月28日(土)、29日(日)の2日間の日程で開催される。出展する全国各地のアート団体10社と、期間中に開催される8つの講座の内容が発表された。ART JOB FAIRは「アートの働き方に光をあてる」をテーマに、求人情報をオープンにし、誰でも参加できる透明性の高い出会いの場として企画されたジョブフェア。...
連載コラム『日本工芸の歩む道』前編「日本の美意識」 VOL.3
日本ならではの美意識を語るとき、「侘び寂び」と同じように、「間」と「余白」という言葉も欠かせないものだ。「間」は、主に演劇や音楽、対人関係の中で意識されるもので、「余白」は美術やデザインなどの平面的なものにおいて、頻繁に用いられてきた言葉である。
新商品情報 VOL.7
かつて鍋島藩の御用窯が置かれ、秘窯の里とも呼ばれる佐賀県伊万里市大川内山。畑萬陶苑は当地にて、自然をモチーフとした伊万里鍋島焼の繊細な絵付けと、それを引き立てる白く薄い生地にこだわって磁器を作り続けている窯元だ。伝統的な様式のみならず、現代の生活に即したデザイン製作や、異業種とのコラボレーションにも積極的で、常に新しい技術や表現に挑戦している。今回新しく発表されたマグカップ《Rim Mug》は、「...
注目の展覧会・イベント VOL.29
『KOGEI Art Fair Kanazawa 2022』が、2022年12月9日(金)〜11日(日)の日程で、石川県金沢市のハイアット セントリック 金沢にて開催される。第6回目となる今年のテーマは「いま手に入れるべき工芸がここに」。国内外から31のギャラリーが参加し、現代の工芸に加え、古美術、近代工芸など、新進気鋭の若手から世界で活躍するアーティストまで、約150名の作品が展示販売される。出...
工芸トピックス VOL.10
2021年に「燕三条 工場の祭典」実行委員会が開催した展覧会『Tsubame-Sanjo Factory Museum』が、世界三大デザイン賞の一つとされる「Red Dot Design Award 2022」ブランド&コミュニケーションデザイン部門において最高賞のグランプリを受賞。2022年10月にドイツ・ベルリンで授賞式が開催され、「燕三条 工場の祭典」を共催する燕三条地場産業振興センターの理...
展覧会・イベントレポート VOL.18
『日本伝統工芸展』は、日本の優れた伝統工芸の保護と育成を目的に開催される公募展。全国各地の数多の工芸作家が切磋琢磨し、技術の粋を尽くして制作した作品が出品される、日本工芸の技と美が集結する展覧会だ。第69回目の展覧会は、2022年9月14日(水)〜9月26日(月)、東京 日本橋三越本店にて開催され、陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸7部門の一般公募作品1,158点より厳正な鑑審査を経て選...
新商品情報 VOL.6
紙のように薄く削り出した木「突板」を貼る木材加工を専門としている森工芸。1953年に徳島県で創業して以来、培ってきた技術や木の知識を受け継ぎ、住宅の内装提案や木製家具・工芸品の製造販売を行なっている。自然の芸術である美しい木目を生かしながら、張り合わせや組み合わせ方を工夫した多様な意匠が特色だ。2020年にフランス パリの展示会「メゾン・エ・オブジェ」で発表し、好評を博したトレイ《RAYS TRA...
工芸トピックス VOL.9
JapanCraft21が「日本伝統工芸再生コンテスト」のファイナリスト(クラフト・リーダー賞)10名および最優秀ロニー賞1名の受賞者を発表。アワードセレモニーが開催された。JapanCraft21は、日本の伝統工芸に関わる人々の問題を解決し、21世紀に向けて工芸を活性化することを目的に、バイメル・スティーブエン・ヘイウッド氏が中心となって2018年に設立。活動の一つとして、一般社団法人アジア・ソ...
工芸の展覧会・イベントレポート。
VOL.1-30
更新
今、工芸の世界で起きていること。注目の最新情報。
VOL.1-30
更新
VOL.1
更新
日本から世界へ。工芸を通じた「気づき」の言葉。
VOL.1-7
更新
日本各地の工芸の展覧会・イベント情報。
VOL.1-61
更新
産地を訪れ、その土地の空気を吸い、作り手と同じ景色を眺めながら、気づき、感じたこと。
VOL.1-2
更新
伝え繋ぐ、作り手たちの工芸への想い。人生で最高の一枚と共に。
VOL.1-32
更新
一碗に宿る、工芸の美と作り手の想い。茶碗の鑑賞に役立つ知識を紹介する。
VOL.1-3
更新
産地を訪れ、その土地の空気を吸い、作り手と同じ景色を眺めながら、気づき、感じたこと。
VOL.1-12
更新
作り手からの新商品情報。
VOL.1-14
更新
日本各地にある、さまざまな工芸の産地を紹介。
VOL.1-3
更新
VOL.1
更新