「もののあはれ」
連載コラム『日本工芸の歩む道』前編「日本の美意識」 VOL.12
展覧会情報やインタビューなど、工芸に関するさまざま情報を発信しています。
東京都
2024.11.20 – 11.26
日本橋三越本店
東京都
2024.11.21 – 11.26
桃居
東京都
2024.11.23 – 11.28
柿傳ギャラリー
東京都
2024.11.23 – 12.1
八丁堀 とべとべくさ
日常にある工芸の美。展覧会情報やインタビューなど、工芸に関するさまざまな情報、視点をお届けします。
新商品情報 VOL.10
確かな品質と使いやすさ、多彩なデザインバリエーションで知られるスガハラの製品の多くは、ガラスの特性と魅力を知り抜いた職人自らがデザインと開発を行なっている。技法への挑戦や使い手からの要望、日常での気付きから生まれた新しいデザインが、今年も全15シリーズ、75点発表された。《aero(アエロ)》は色ガラスの部分が空中に浮いて見えるようなフラワーベース。職人同士の巧みな連携によって、型で吹いたクリアな...
工芸トピックス VOL.11
1688年に京都・西陣に創業して以来、西陣織の歴史を受け継ぎ、着物文化の伝統を守り続ける細尾。2010年には独自の技術により、世界の標準生地幅の150cm幅で西陣織の技術や素材を用いたテキスタイルの制作に成功した。現在、自社テキスタイルブランド「HOSOO」の、伝統的な織物に革新的技術とタイムレスなデザイン感性を加えたテキスタイルは、国内外のラグジュアリーブランドの店舗内装や五つ星ホテルに広く採用...
注目の展覧会・イベント VOL.35
今年で8回目を迎える展覧会『工芸・Kôgeiの創造 ―人間国宝展―』がセイコーハウス銀座ホール(旧和光ホール)にて、2023年4月6日(木)〜23日(日)の日程で開催される。通称「人間国宝」として広く知られる「重要無形文化財保持者」は、長年にわたって工芸の技の研鑽を積みながら独自の作風を編み出した、それぞれの分野の第一人者。今回は陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形の6つの工芸分野から、37名の作...
展覧会・イベントレポート VOL.21
ジャパン・クリエイティブ・センターは、在シンガポール日本国大使館が運営を行ない、シンガポールにおける日本文化に関する情報発信の拠点である。2023年1月31日(火)〜2月4日(土)、ジャパン・クリエイティブ・センターにて、『POST-WABI』展が開催された。本展では、陶芸家の古野幸治さんと藤堂高直さんによる陶芸作品が30点ほど展示され、日本の伝統的美意識である「侘び」の新たな一面を感じさせるもの...
新商品情報 VOL.9
金属加工の街として知られる新潟県燕市。江戸時代初期に農家の副業として行なわれていた和釘鍛冶に端を発し、明治時代以降、日本を代表する金属食器製造の地として発展、今に続いている。「SUSgallery(サスギャラリー)」は、当地に受け継がれる金属加工技術を生かし、ピュアチタンの創造性を追求しているチタンウェアブランド。時間が経過しても錆びにくく、割れることがない普遍性、生活に寄り添う優れた機能性、特殊...
注目の展覧会・イベント VOL.34
イギリスのクラフツ・カウンシルが主催する現代工芸とデザインの国際見本市『Collect(コレクト)』が、2023年3月3日(金)〜5日(日)の日程で、ロンドンのサマセットハウスにて開催される。会場での開催に加え、全ての作品がアート専門のオンラインプラットフォーム「Artsy(アーツィー)」で3月1日(水)〜12日(日)まで掲載され、閲覧と購入が可能だ。Collectは、コレクターや工芸ファンが国際...
注目の展覧会・イベント VOL.33
今年で17回目となるアートフェア東京が、2023年3月10日(金)〜12日(日)の日程で開催される。2005年に始まり、日本で最大級の規模を誇るアートフェア東京は、古美術・工芸から、日本画・近代美術・現代アートまで幅広い作品が展示されるのが特色だ。東京国際フォーラムの2フロアにわたる展示は、国内外で活躍するコマーシャルギャラリー・美術商が出展する「ギャラリー」、百貨店や地方工芸団体の企画ブースを含...
連載コラム『日本工芸の歩む道』前編「日本の美意識」 VOL.5
日本の美意識について学んでいくと、日本人の根底に備わっているのは、「自然観」というものなのだと気づくようになる。日本人は、散りゆく桜を美しいと感じるが、これは単に色や景色が綺麗だと思うのではなく、あらゆるものは流転していくとして、世の無常を感じているからだとされる。自然の一つ一つにも、それぞれの物語があると感じるのは、どの文化にも通ずることではなく、日本文化の一つの特徴であることを知っておきたい。
新商品情報 VOL.8
ランドセル工房を発祥とし、丁寧なものづくりで知られる革製品ブランド「土屋鞄製造所」より、「運ぶを楽しむ」シリーズの第5弾として《だるまバッグ》が発売される。「運ぶを楽しむ」は、日本のものづくり文化を世界へ伝えるため、2020年から始まった専用鞄シリーズ。土屋鞄の職人が、日々磨き続けている技術や知識を生かして、ワイングラス専用バッグやスイカ専用バッグなど、運ぶ時間に喜びや楽しさを感じられる、他にはな...
展覧会・イベントレポート VOL.20
1983年、染織家・築城則子さんは、福岡県北九州市の小さな骨董品店で一片の端布に出会う。それは立体感あるたて縞が美しい、小倉織の子供の袴地だった。この運命的な出会いから、昭和初期より生産の途絶えていた小倉織の復元・再生に取り組み始めた彼女は、1984年についにその試みを成功させた。その後、築城さんが今日までに制作してきた小倉織作品は約400点以上にのぼる。今回の松屋銀座・デザインギャラリー1953...
注目の展覧会・イベント VOL.32
2023年2月16日(木)〜19日(日)の4日間、京都府の丹波・京都・山城地域にて『DESIGN WEEK KYOTO 2023 in 丹波・京都・山城』が開催される。イベントのメインコンテンツは、ものづくりの現場が一斉に開放される「オープンサイト」。近年、世界中のクリエイティブな街で実施されているオープンサイトイベントだが、DESIGN WEEK KYOTOは2016年に第1回が開催され、今年で...
連載コラム『日本工芸の歩む道』前編「日本の美意識」 VOL.4
1933年に発表された谷崎潤一郎の随筆『陰翳礼賛(いんえいらいさん)』は、日本の美意識を広く海外にまで紹介している本の一つである。日本の暮らしには、いかに薄暗がりが大切であったかを独特の文体で書いたこの書は、日本の美意識に興味を持つ外国人や、アート、デザイン、建築などを学ぶ学生にとっては必読書となっており、哲学者のミシェル・フーコーや世界的な建築家である安藤忠雄らも大きく影響を受けたとされている。
今、工芸の世界で起きていること。注目の最新情報。
VOL.1-30
更新
VOL.1
更新
日本から世界へ。工芸を通じた「気づき」の言葉。
VOL.1-7
更新
日本各地の工芸の展覧会・イベント情報。
VOL.1-61
更新
産地を訪れ、その土地の空気を吸い、作り手と同じ景色を眺めながら、気づき、感じたこと。
VOL.1-2
更新
伝え繋ぐ、作り手たちの工芸への想い。人生で最高の一枚と共に。
VOL.1-32
更新
工芸の展覧会・イベントレポート。
VOL.1-29
更新
一碗に宿る、工芸の美と作り手の想い。茶碗の鑑賞に役立つ知識を紹介する。
VOL.1-3
更新
産地を訪れ、その土地の空気を吸い、作り手と同じ景色を眺めながら、気づき、感じたこと。
VOL.1-12
更新
作り手からの新商品情報。
VOL.1-14
更新
日本各地にある、さまざまな工芸の産地を紹介。
VOL.1-3
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VOL.1
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