静岡工芸のプロダクトブランド「褒の美」より駿河竹千筋細工の製品が新発売
新商品情報 VOL.24

日常にある工芸の美。展覧会情報やインタビューなど、工芸に関するさまざまな情報、視点をお届けします。
「用の美」の製品に宿る、心を潤し、暮らしを明るくする価値観を、静岡に根付く工芸品によって伝えるプロダクトブランド、「褒の美」。今回、職人とデザイナー、地域の工芸文化を支える創造舎の協業により、江戸時代から受け継がれる伝統的工芸品「駿河竹千筋細工」の技を用いた新製品全5種が発表された。ポータブルテーブルランプの《千空》は、2025年のグッドデザイン賞を受賞。現代の生活に調和する洗練されたディテールや...
日本の工芸文化の魅力と価値を国内外に発信する『日本工芸週間(JAPAN CRAFT WEEK)』。第4回目となる本年は、2025年11月4日(火)・5日(水)・6日(木)の3日間にわたって、歴史ある旧近衛師団司令部跡(旧東京国立近代美術館工芸館)を舞台に開催される。今年のテーマは「工芸の素(もと)のもと」。日本の工芸を支えてきた木、紙、土、竹、漆などの自然素材は、数千年にわたる風土と人の営みが織り...
400年以上の歴史を持つ日本屈指の磁器生産地、有田。揺るぎない技術と美意識を継承しながら時代にあったものづくりに挑戦し続け、有田焼の名は国内外に広く知られている。しかし近年はほかの国内工芸産地と同様、原材料の確保や価格高騰、後継者不足を含む人員確保の難しさなど多くの課題に直面している。世界で活躍する一流のシェフ・レストラン向けに魅力的な商品を提案するARITA PLUSは、李荘窯、徳幸窯、吉右ヱ門...
2023年より始まった徳島のオープンファクトリーイベント『来て見てみい、とくしま。』が今年も2025年11月11日(火)から15日(土)の日程で開催される。本イベントでは、徳島で生まれ、育まれた木工メーカー9社が自社工場を公開し、展示やワークショップを行なう。工場内では、突板張りに手彫りの彫刻、繊細な組子、成形合板など熟練した職人の技術を間近で見ることができる。長い年月をかけて培われてきた高度な技...
工芸トピックス VOL.44
日本伝統の技や感性を生かし、現代の暮らしに寄り添うライフスタイルプロダクトを展開するPOJ Studioが、京都・五条に新たな拠点をオープンした。工芸を「見る」「触れる」「体験する」場として、その魅力をより深く体感できる空間となっている。築100年以上の町家を改修した3階建ての空間は、和紙作家・ハタノワタルによる和紙家具や内装、畳職人・横山充による上質な畳、入口の提灯や暖簾、国産木材を用いた什器な...
工芸トピックス VOL.43
株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下、MUFG)が展開する社会貢献活動「MUFG工芸プロジェクト」の一環として、2025年9月、「KOGEI COMMONS」が発足した。KOGEI COMMONSは、MUFGと一般社団法人関西イノベーションセンター、そして福井県鯖江市・越前市・越前町のオープンファクトリーイベント「RENEW」を運営する一般社団法人SOEの三者が協働し立ち上げたプロジェ...
注目の展覧会・イベント VOL.73
工芸と美術の境界を超え、新しい造形表現に挑む作家による作品を紹介する特別展『センソリウム』が、皇室ゆかりの御寺(みてら)として知られる京都・泉涌寺にて開催される。期間は2025年11月13日(木)~11月16日(日)。「センソリウム」とは、視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚という五感を総体として捉えた言葉。人は作品を鑑賞するとき、五感を通じて獲得したそれぞれの身体的・心理的な体験を、自身の記憶から蘇らせ...
注目の展覧会・イベント VOL.72
40年以上にわたり、「デザインのある生活」をテーマに上質で豊かなライフスタイルを提案してきたセレクトショップ「リビング・モティーフ」が、東京・六本木AXISギャラリーにて、イベント『FUTURE PERFECT 工芸を通じて翻訳される豊かさのかたち』を開催する。期間は2025年10月3日(金)~10月5日(日)の3日間。イベントでは、瀬川誠人(FAAR)、郷古隆洋(SWIMSUIT DEPARTM...
注目の展覧会・イベント VOL.71
福井県越前鯖江の持続可能な地域づくりを目的として、2015年に始まったオープンファクトリーイベント『RENEW』が、今年も2025年10月10日(金)から12日(日)の日程で開催される。昨年は3日間でのべ約4.8万人の来場者を記録。今年は過去最多の122社が参加予定で、開催11回目を迎えて年々産地の熱気が高まっている。メインコンテンツは約80社が参加するオープンファクトリー。職人からものづくりの背...
工芸トピックス VOL.42
家具やインテリア用品の製造販売を手掛ける飛騨産業株式会社が運営する「遊朴館 HIDA GALLERY(以下 遊朴館)」は、この秋全館リニューアルを終え、ギャラリーやクラフトショップ、カフェを備えた複合施設として、2025年10月4日(土)、岐阜県高山市にオープンする。豊かな森林資源に恵まれた岐阜県の飛騨高山地方は、日本を代表する家具の産地だ。飛鳥時代から続く卓越した木工技術を持つ職人「飛騨の匠」の...
注目の展覧会・イベント VOL.70
2020年のリニューアル以降、温泉街を楽しめるまちづくりに取り組んでいる山口県の長門湯本温泉。この秋も深川窯の全5つの窯元、8人の作家が長門湯本温泉街に出展し、三ノ瀬に息づく萩焼文化を温泉街で体験できるイベント『うつわの秋』が2025年10月3日(金)~11月3日(月)の期間開催される。第6回目となる本年のテーマは「花巡り」。街歩きをしながら花の彩りと萩焼の魅力を満喫できるイベントが多数予定されて...
工芸トピックス VOL.41
京都伝統産業ミュージアム(運営:株式会社京都産業振興センター)が、第2回京都クラフト&デザインコンペティション『TRADITION for TOMORROW』を開催する。2025年11月16日(日)まで応募を受付中だ。このコンペティションは、京都で長年にわたり育まれてきた「伝統文化を支えるものづくり」の新たな可能性を、現代のライフスタイルの中で生きる工芸品・製品の提案を通じて示し、また展示や販売等...
工芸トピックス VOL.40
特定非営利活動法人DENTOが主催する「第2回DENTOサポートプログラム」の受賞者が発表された。「DENTOサポートプログラム」は、海外の富裕層インバウンド観光客向けにユニークな体験を提案するクラフト・ツーリズムの事業収益を原資として、日本の伝統工芸における担い手を支援することを目的に、2024年より実施されているプログラムだ。今年度は全国の工芸事業者から集まった合計21件の応募者の中から、株式...
注目の展覧会・イベント VOL.69
北陸を舞台に、ジャンルにとらわれない新たな⼯芸の⾒⽅を発信するプロジェクト『GO FOR KOGEI』が、2025年9⽉13⽇(⼟)から10⽉19⽇(⽇)の日程で開催される。2020年から毎年開催され、今回で6回目を迎える当イベントでは、歴史や⾵⼟を体現する町並みや社寺を会場にした展覧会やイベントのほか、⼯芸を巡る今⽇的な課題と可能性について議論を深めるシンポジウムなどを開催してきた。今年は約10...
新商品情報 VOL.23
1953年創業の森工芸は、天然木を約0.2mmに薄くスライスした上質な木材「突板」の貼付を専門とし、長年にわたり、家具・建具・内装向けの化粧合板を製作してきた。近年は突板を中心から放射状に貼り合わせた《RAYS TRAY》をはじめ、突板だからこそ可能な表現を追求し、数々の工芸品を制作している。今回、これまで培ってきた技術を活かし、突板(TSUKI)を創作のキット(KIT)とした新たなブランド「TS...
注目の展覧会・イベント VOL.68
寺田倉庫は『TENNOZ ART WEEK 2025』の関連プログラムとして、企画展『Blurred:交錯する境界』を、アート複合施設「TERRADA ART COMPLEX Ⅱ」内のギャラリースペース「BONDED GALLERY(ボンデッドギャラリー)」にて開催する。会期は2025年9月11日(木)から9月28日(日)まで。出展アーティストは、国内外で活躍する気鋭の作家、奈良祐希、能條雅由、久...
作り手からの新商品情報。
VOL.1-24
更新
日本各地の工芸の展覧会・イベント情報。
VOL.1-75
更新
今、工芸の世界で起きていること。注目の最新情報。
VOL.1-45
更新
産地を訪れ、その土地の空気を吸い、作り手と同じ景色を眺めながら、気づき、感じたこと。
VOL.1-3
更新
工芸の展覧会・イベントレポート。
VOL.1-31
更新
日本各地にある、さまざまな工芸の産地を紹介。
VOL.1-4
更新
VOL.1
更新
日本から世界へ。工芸を通じた「気づき」の言葉。
VOL.1-7
更新
伝え繋ぐ、作り手たちの工芸への想い。人生で最高の一枚と共に。
VOL.1-32
更新
一碗に宿る、工芸の美と作り手の想い。茶碗の鑑賞に役立つ知識を紹介する。
VOL.1-3
更新
産地を訪れ、その土地の空気を吸い、作り手と同じ景色を眺めながら、気づき、感じたこと。
VOL.1-12
更新
VOL.1
更新






















