公益財団法人日本文化藝術財団 第16回「創造する伝統賞」受賞者を発表
工芸トピックス VOL.32
展覧会情報やインタビューなど、工芸に関するさまざま情報を発信しています。
大阪府
2025.1.25 – 3.2
さかい利晶の杜
東京都
2025.1.30 – 2.9
セイコーハウスホール
2025.2.1 – 2.7
柿傳ギャラリー
東京都
2025.2.7 – 2.11
しぶや黒田陶苑
鍛木皿と名付けられた木の器は、高岡漆器の伝統技法の一つ、彫刻塗に着想を得て生み出された。挽物職人がろくろと鉋で仕上げた樹齢百年の栃の木に、鍛金職人が力を込めて刻む繊細な槌目。さらに生漆が塗り重ねられると、雨跡のような陰影が木目の上に浮かび上がって見える。漆芸と金工で知られる工芸のまち、高岡で職人技の連携によって作られる美しい品は、端正な佇まいの中に手仕事のぬくもりを宿している。