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渋谷 英一

Eiichi Shibuya
陶芸家 • 1979 –

山口県萩市を拠点に活動する陶芸家。陶工であった祖父に師事し陶芸の世界に入る。萩固有の大道土を用いつつも、伝承的規範にとらわれない独自の表現が特徴。古い文化財などに見られる時の経過の美しさに魅了され、現代的な形状に時間の付与をイメージした《地乃器(ちのうつわ)》シリーズなどを手掛ける。日常の中に非日常を感じられる美術的表現を追求した作品の制作に励んでいる。

活動拠点
山口県・萩

POINT OF VIEW

歴史的な遺産が多く残る萩の街で育った渋谷英一が、時の経過がもたらす美の本質を掬い取り制作する、創造性あふれる作品たち。それは今の時代の気配を纏うと同時に、ずっと昔からそこにあるような、静謐で深みのある佇まいを有している。作家自身がこれからの時代に重ねる時間もまた、作品の進化に寄与することだろう。

CRAFT ARTIST BIOGRAPHY

2011年

長三賞 第30回記念大賞

2011年

山口県美術展覧会 入選(以後優秀賞・佳作)

2012年

西日本陶芸美術展 R賞

2013年

日本伝統工芸展 入選(以後入選、現在正会員)

2016年

現在形の陶芸 萩大賞展Ⅳ 大賞

2018年

第5回陶美展 最高賞(日本陶芸美術協会賞)

2018年

山口県芸術文化振興奨励賞

2019年

山口伝統工芸展 そごう賞(23年萩山口信用金庫賞)

2020年

第4回日本陶磁協会 現代陶芸奨励賞 入選

2022年

未来へつなぐ陶芸―伝統工芸のチカラ展 出品

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